パチンコ店で使うのぼりは地味にしないといけないって本当?

のぼりは「低価格」で、「個人でも簡単」に作れて、「扱いやすい」、3拍子揃った名手ですが、パチンコ業界に限っては、のぼりと言えども役立たずの状態。

理由をお話しします。

■遊戯人口も市場規模も激減。のぼりどころではない!?

パチンコの業界は、1990年代半ばをピークに衰退がはじまり、当時30兆円規模の市場があった遊戯人口は1000万人を割り込み(2014年)、2016年では800万人という推計データが出されています。

業界にとっては、どのように遊戯人口を復活させていくべきかが問題になっていますが、パチンコ店ののぼりをはじめとする広告宣伝には、“業界規制”という大きな足かせがあり、宣伝したくても集客したくてもソレができないという窮地にまで追い込まれています。

■“パチンコは犯罪だ”と言っているような冷酷な禁止事項。

総合リゾートの名を借りたカジノ問題ではギャンブル依存症が危惧され反対の声も強いですが、パチンコ店にはまるで存在否定に等しいような目線が向けられ、広告宣伝の「7つの禁止事項」が横たわってきました。

たとえば「パチンコをすると楽しい、儲かる」といったような入賞を期待させる表現は一切NG、営業所の地名、記念イベント、サービスの強化を思わせる表記もNGといった感じです。

のぼりを立てても、もはや何も表記できないのが偽らざる現状です。

■「のぼりを地味に」と勧告されているうちは、まだいいほうです。

そのうち「どのように表現しても通らない現実」を思い知らされます。

かつてパチンコ店ののぼりは宣伝ツールの筆頭でしたが、いまでは見る影もありません。

寂しげに数本の“無表情な旗”が立っているだけです。

その理由の一端は先にもお話しした通り。

とても残念ですが、その現状を確かめてみてください。